12/6 第59回中四国学生駅伝競走大会

高知大学、7位入賞!高知大学史上、歴代3位の好記録!

ご声援ありがとうございました!

12月6日、山口県山口市にて、第59回中四国学生駅伝競走大会が行われました。

大会前日には壮行式が行われ、選手たちの士気が最大限に高まりました。
そして大会当日には、部員の熱いメッセージが書き込まれているゼッケンと共に先生方や卒業生の方々、部員全員の思いをのせて、
選手たちは初冬の西京路を精一杯、駆け抜けました。

更に今年は、多くの部員が高知から応援に駆け付け、選手の走りに力を与えていました。

また、山野ブロック長が率いる中長ブロックは、この大会が1つの集大成となる大会でもあり、
高知大学は7位で入賞、そして、高知大学史上、歴代3位の好成績という結果を残すことができました。


以下に、選手たちのコメントと記録を掲載いたします。ぜひ、ご覧ください!

山野孝憲さん(人3)のコメント

 先日の中四駅伝ではご支援ご声援ありがとうございました。
応援してくださる皆様の力があったからこそ、こうしてここまで来ることができました。

 この一年間を振り返ると、恥ずべきことばかりで、何とも至らないブロック長であったと思います。
先代の太郎さん、先々代の森田さんのようにはうまくいかず、悩むことばかりでした。

 高知大学陸上競技部は、半世紀以上もの歴史を誇る伝統ある部であり、また、中四駅伝で優勝経験のある数少ないチームの一つであります。
その伝統は誇りであると同時に、重圧としても筆舌に尽し難いものでありました。

 中四学連全体で、あるいはいくつかの大学において、競技力において歴然たる差のある他地区との差を埋めるべく様々な強化の取り組みをしていますが、
部員の少ない小規模国立大学であり、学生主導の団体運営である高知大学陸上部ではどのような取り組みをすればいいかと、一年間常に考え続けてきました。

 幸いなことに、高知大学陸上競技部は、非常に恵まれた環境を有しています。
部室や器具庫も整備され、学内に400mトラックがあり、トレーニング用具も充実しています。
トレーニングルームでは専門的な負荷をかけることができます。
気軽に行ける距離に1種と3種の公認競技場とクロスカントリーコースもあります。
大学や市陸協、県陸協やOB・OGの方々の支援も厚く、様々な活動に対する教職員の皆様や地域の方々の理解・協力もあります。
また、部長の駒井説夫先生と監督の宮本隆信先生は体育学の専門家であり、つまずいた時には現状を打破する金言を頂けます。
あえて一つ言うならば夏場の暑さはこたえるものがありますが、それも熱順化に一役かっていることでしょう。

 このように最上ともいえる恵まれた環境を、最大限に活かすのが高知大学陸上競技部の伝統であり、強さであります。

 学生主導の団体運営であるという点も、大きな強みだと思っています。
櫛部静二さんなどによって、中学高校でよくあるような、団体管理の手法で走行距離にものをいわせる旧来的なトレーニング方法では成長に限界があることが明らかにされつつあります。
常に問題意識を持って陸上競技に臨み、最新の研究成果を自分たちの判断で臆せず吸収できたことが、私の代で成果を残すことができた大きな要因です。

 筆が滑っております。

 私は何事に対しても妙に拘る性分で、練習時間からアップの内容からトレーニングプログラムやらその他諸々のチーム運営に関することまで、全てにおいて理想を追求しました。
今思えば、仲間達をだいぶ振り回してしまったと思います。
全てがうまくいったとは思いませんが、胃痛に苦しみながらも仲間達や応援してくださる皆様と過ごせたこの一年間が、何事にも代えがたく尊く楽しかったと思います。

     ----山野孝憲さん(人3)

小西庸介さん(農3)のコメント

今回、1区を走りました。
スタートしてからいい位置につくことができ、最初は楽に走ることができました。
でも長い上り坂にさしかかると、かなりしんどくなり、心が折れそうでしたが、応援の方々の熱い応援のおかげで集団に離れることなく上りきれました。
その後、集団はバラけて少し遅れる形となってしまいましたが、前半にいいペースで走れたこともあり、目標の順位とタイムで2区に渡すことができました。

1区を走ることになったとき、嬉しかったんですが、本番でしっかり走れるかなと不安がありました。
でも目標を達成できて、今自分が持てる力を出しきれたんじゃないかなと思っています。
これから、持てる力をもっと大きくするために精進していきたいです!
応援ありがとうございました!

     ----小西庸介さん(農3)

坂井隆志さん(医2)のコメント

今回の中四駅伝では2区を走らせてもらいました。
一区の小西さんが、他校が見える良い位置で襷を渡してくださったのを無駄にしないよう、順位を下げることなく走りきることができたので、満足しています。
反省すべき点もありますが、それも含めてもこのチームでいい記録が出たことが嬉しいです。 応援ありがとうございました。

     ----坂井隆志さん(医2)

橋本翔真さん(農2)のコメント

失礼します。3区を走らせて頂きました橋本です。
今大会の最長区間であり、毎年、強い選手が集まることを知っているため、自分がこの区間で戦えるのか不安でした。
けれども、ゼッケンに熱い応援のメッセージを書いて頂いたり、色んな言葉をかけてくれたりなどのおかげで、
当日は心身共に非常に良いコンディションで挑むことができました。
レースでは、3区は山の奥の方へ向かうコースとなっていますが、
道が狭くなるギリギリの所まで沢山の応援をして頂き、本当に嬉しかったです。
また、レース前まで、門田くんには色んなサポートをしてもらって、最高の状態でレースに挑めました。
本当にありがとうございます。
ここまで成長できたのは、山野さんの考えられた日々の成果であったり、先輩方や仲間、後輩の支えがあったからです。
レース結果には、登りでの失速などまだまだ改善点がありますので、これから弱点を克服していきたいと感じています。
最後になりましたが、本当に沢山の応援やサポートなどありがとうございました。

     ----橋本翔真さん(農2)

伊勢脇厚哉さん(人4)のコメント

最後の中四国駅伝となりましたが、結果は歴代3位の記録で総合7位ということで、良い締め括りができたと思います。
個人的には目標タイムには及ばず悔しさもありますが、持てる力は出し切れました。
これもサポートしてくれた同期や後輩、山口まで来てくれた応援隊の皆さま、OBの先輩方のおかげです。本当に感謝しています。
来年は更に上位を目指せると思うので、後輩たちにはそれぞれ感じたことを忘れずに、また頑張って欲しいと思います。

最後になりますが、多くの皆様の支えによって4年間やり切ることができました。
特に4年間ともに過ごした同期たちには感謝してもしきれません。本当にありがとうございました!

     ----伊勢脇厚哉さん(人4)

村田真太郎さん(理2)のコメント

自分は今回の中四駅伝では5区(6km)を走らさせていただきました。
大学駅伝初レースでした。
結果は総合7位入賞で、個人の区間タイムは目標タイムを大きく更新しており、5km通過は自己ベストを更新してました。
今回このような好記録で走れたことはブロック長の山野さん、中長のサポーターのみんな、わざわざ遠いところから来てくださった応援隊のみなさんのお陰です!
応援されている時感動しました!嬉しかったです!!

今回で大学駅伝最後となる伊勢脇さんのラストの力強い走りを1番近くで見れ襷をもらえたこと、高知大学史上歴代3位のチームで走れたことを誇りに思います。

来年の中四駅伝では高大記録を出せるようにまた1年間頑張ります!
本当にありがとうございました!!!

     ----村田真太郎さん(理2)

西村太志さん(医4)のコメント

今回は2年前と同じ区間であるアンカーを走らせて頂きました。
個人的な予定等で前日入りしたのが20時だったりだとか色々バタバタしておりましたが、
当日はなんとか最低限の走りは出来たのでそこは良かったのではないかと思います。
しかし、最初の1kmの入りが遅すぎたのもあり記録自体は2年前より遅く、愛媛大にも追いつけなかったので個人的には悔しさがあります。
後輩達が良い記録で走ってるので尚更感じております。
幸い、まだ自分は卒業まで2年間ありますので、少し休んでからまた来年に向けて頑張っていきます。
この悔しさはまた別の機会に晴らしたいです。

最後に、毎年の事なのですが遠い高知から応援に来てくださる部員の皆さんには感謝しております。
いつも応援の力には助けてもらっています。
そして付き添い等してくれた長距離パートの皆さん、特に1年間練習メニューを作ってくれたパート長の山野君には特に感謝しております。
本当にありがとうございました。楽しい駅伝でした。
これからもよろしくお願い致します。

     ----西村太志さん(医4)

鹿島将大さん(理4)のコメント

リザーブメンバーとして中四駅伝に参加させていただきました。
みんなの懸命に走る姿はとても格好良く、見ていてとても誇らしかったです。
個人的にも、選手になるという目標は達成できませんでしたが、自分なりにここまで精一杯取り組めたのではないかと思います。
そして、応援隊としてはるばる山口まで応援に来ていただいた皆さん、皆さんあっての今回の好記録だと思います。本当にありがとうございました。
さらに、山野ブロック長、主務と兼ねていたこともあり、苦しいことや嫌なことが山ほどあったであろう中で細かい練習メニューを立ててくれていたこと、同じ主務を経験した者として凄まじく大変な一年だったと思います。
一年間本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!

     ----鹿島将大さん(理4)

野川雄史さん(院3)のコメント

7回目の出場機会になる中四国駅伝は補欠としての参加となった。
毎年のように今年は例年最強だということを言われるのだが今年はこれまでの中で実際に最も期待値が高い試合だと感じていた。
新たな取り組みに対する選手の反応も良く、チームの人数も増え全体的な盛り上がりを見せていた。自分としても一緒に練習していてとても楽しいと思えるチームになっていたと思う。
本音は自分が選手で走りたいと強く思っていたが、このメンバーであれば任せられると安心と期待のできるチームの雰囲気であった。
しかし蓋を開けてみれば期待値が大きすぎたがためか、過去と比べると好記録という結果であった。
周りのチームの力も上がっており熾烈な争いにはなることはわかっていたが、面白くない結果となった。
個人内での記録では良い記録や目標タイムが出たと喜びの声もあったが、全体的な結果はまだまだだという印象であった。
とても期待している強いメンバーである。4継メンバーは今年飛躍的な活躍を遂げ高知大陸上部の士気を高め勢いをつけた。
中長ブロックにもその素質があると私は思う。今年のメンバーはまだ若い。来年も残るメンバーばかりであり、補欠以下のメンバーも15分台ランナーや伸び盛りの選手もたくさんいる。
次がある次があるという考えは、努力の先延ばしにつながりあまり好きではないが、今の状況からすれば来年への期待感は隠せずにはいられない。
成長中のチームの現段階での位置を示した結果となった今回の大会、来年はどこまで躍進するのかとてもたのしみである。来年気が向いたら応援に行こうと思う。

     ----野川雄史さん(院3)

写真ギャラリー

12/6 第59回中四国学生駅伝競走大会の結果

高知大学 7位 2時間52分25秒

1区(8.9km)  小西庸介(農3)   27分55秒 区間8位
2区(8.6km)  坂井隆志(医2)   27分20秒 区間6位 8位を維持
3区(12.5km)  橋本翔真(農2)   41分56秒 区間7位 8位から7位へ
4区(7.0km)  伊勢脇厚哉(人4)  21分56秒 区間5位 7位を維持
5区(6.0km)  村田真太郎(理2)  18分36秒 区間6位 7位を維持
6区(10.5km)  西村太志(医4)   34分42秒 区間7位 7位を維持


※上記の成績は正式記録であり、オープンチームの成績を含んでおりません。ご了承ください。
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